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2015年08月05日ブログ
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合理的なプレゼンは、コンパクトな“ゼネラルスペシャリスト”チームで臨むべし。

どっち?

新しいプロジェクトに立ち向かうときには、常に「プレゼンテーション」という局面に立たされます。これは我々のビジネスだけに限らず、世の多くのビジネスに共通して言えることかと思います。

 

我々のビジネスの場合、プロジェクトの規模にもよりますが、仮に大規模なトータルコミュニケーションプランニングというソリューションに取り組むとしましょう。大手エージェンシーだとマーケティング部門の戦略立案からはじまり、クリエイティブ、メディア、SP、PR、イベントなど、各分野ごとのスペシャリストを集めてプロジェクトチームを組織して臨むのが一般的です。そして各分野ごとのディレクターが意見を戦わせながら全体プランをまとめあげてゆくのですが、チーム編成が大きく広がって関わる人数が増えるほど、なかなか統率をとっていくのが難しい。

 

マーケも、クリエイティブも、SPも、媒体も、PRも、イベントも、ディレクターを張ってる人間はだいたいプライドが高くて自分が一番だと思っているので、そうそう簡単に人の言うことなんか聞きません。そんなときは営業部門が「まぁまぁ、ここはひとつ、このへんで手を打ってもらって、ね」みたいに割って入って調整するのですが、それでも口の悪い連中は「そんなどこにでもあるようなコンセプトワークで差別化できんのかよ」だの「こんなクソみたいなクリエイティブでブランドイメージが上がるんか」などと言いたい放題で、挙げ句の果てにはプレゼンに落ちると「だいたいマーケが間抜けなんだよ」「クリエイティブがショボいからだろ」などと罵詈雑言の嵐、責任のなすり合いになって泥沼の様相を呈していく・・・・・なんていうのは真っ赤なウソです。冗談ですよ。みなさん。いまどきの広告業界はもっと紳士的ですので。

 

昨今では、コミュニケーション戦略のプラットフォームが以前のようにATL(Above the line)/ BTL(Below the line)という棲み分けではなく、TTL(Through the line)にシフトしていますので、プロジェクトチームも以前のような各分野のスペシャリストを集めた大規模な組織編成ではなく、分野の垣根を越えたノウハウを身につけたスタッフを結集した比較的コンパクトなチームでプランニングをまとめあげるケースが多いようですね。スペシャリストでもゼネラリストでもない、敢えて言うならその両方の資質をもった「ゼネラルスペシャリスト」たちの集団。

 

当社の場合もそのような比較的コンパクトな組織体質が特徴で、例えば僕がコミュニケーションプランナーとクリエイティブディレクターの2足のわらじを履いているので、戦略立案〜コンセプトワーク〜クリエイティブディレクション〜各種施策立案までを一気に「えいやっ」て感じで一人でやってしまうというやり方をとっています。

 

これは一人にかかる負担が大きくなるという一面もありますが、一方で作業効率やスピードやクオリティコントロール面から見ると、とても効率の良いやり方なんですね。各部門毎の意思の疎通で悩む必要もなく、プランニング全体の軸がブレません。何よりもマーケとクリエイティブで無駄な喧嘩することもありません(笑)

 

ところで、このように2足のわらじをはいていると、こんな質問をされることがあります。

 

「きちんと論理的にプランニングをしてから、クリエイティブアイデアに落とし込んでいくんですか?それとも先にクリエイティブにアイデアが浮かんでからプランニングで裏付けていくんですか?」

 

さて、皆さんどちらだと思いますか?

 

その答えは次回。

 

(続く)

宮内 尚弥投稿者 

宮内ナオヤです。プランニングとクリエイティブディレクションを担当。得意はコンセプトメイキングと、愛と情熱にあふれたプレゼンテーション。標準語、関西弁、中国語を操るトリリンガル。好きなコト&モノ:スキー、登山、カメラ、自転車、温泉巡り、鉄道、キーボード演奏、ファンクミュージック、スイーツ、白米。

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